今回は、私が学生時代に使っていた教科書・参考書を紹介します。
新学期ということで、学生の皆さんは新しい授業を履修して、参考書探しをされている方も多くいらっしゃると思います。
そんなみなさんに、私が学生時代に使っていた、線形代数、微積分、解析学、集合論、統計学の教科書をご紹介します。
正直、今回ご紹介する本について細かな内容まで覚えているわけではありませんが、特徴はなんとなく覚えていますし、分かりにくいと思ったらすぐに別の本を買っていたので、最後まで読み切った教科書は基本的には読みやすいと感じたものになっています。
個人的に堅めの本が好きなので、少しとっつきづらいものもあるかもしれませんが、私やAmazonなどのレビューをご参考に選んでいただければと思います。
皆さんの学習の参考になれば幸いです。
自己紹介
まず、簡単に自己紹介ですが、
年齢:20代
学部:数学
修士:数学系(統計寄り)
現在は社会人をしています。
中学から数学を好きになり、自宅の本棚は高校数学や大学数学の本で埋まっています。
では、本題の紹介に移っていきます。
線形代数学
線形代数といえばおなじみの線形代数入門
少し内容が難しいところがありますが、とりあえずこれを読めれば線形代数は大丈夫だろう、と思える一冊です。
これは個人的な意見ですが、数学科はもちろんとして、大学で数学を今後も扱っていくような方々は、基礎を固めるためにも少し難しめの本に挑戦してみるのもありだと思っています。
ただ、1年の科目からついていけなくなるのは地獄なので、背伸びのし過ぎにはお気をつけください。
同じシリーズに線形代数演習もあります。
知識を自分のものにするためには演習が一番だと思います。
もちろん試験対策にも良いので教科書とセットで揃えましょう。
簡単なのがいいよーって方にはこちらのやさしく学べる線形代数がおすすめです。
必要最低限のことをかなりやさしく扱ってくれています。
まずはこっちを買っておいて、いけそうなら上の線形代数入門に挑戦してみるのも良いかもです。
微分積分・解析学
続いては微分積分学と解析学についてです。
微積分については微分積分学1と微分積分学2を使っていました。
分量も多く、よくまとまっている印象です。
また、解析学については、
解析入門1を使っていました。
上述の線形代数入門と同じシリーズです。
1があるんだから、もちろん解析入門2もあります。
個人的にはこのシリーズが好きだったので、とりあえずこれ買っとけばいいか的な考えをしていましたが、読み切ると力になるため、選択肢としてはありだと思います。
ただ、線形代数同様に堅めの本で、賛否もあるので注意が必要です。
集合論
いい加減にしろって言われちゃいそうですが、もはやおなじみのシリーズ数学の基礎 集合・数・位相です。
これに関しては線形代数や解析と違って、とりあえず読んどけって一冊です。
少しヘビーではありますが、集合論はどこに行っても出てくる話題なので、線形代数や解析より優先してやるべき分野かもしれません。
とにかくこの一冊を読み切っておけば、しばらく困ることはなくなるでしょう。
統計学
最後に、統計学についてです。
一応、修士では統計をやっていたので、専門になります。
統計学については、
この統計学入門がダントツで良いと思います。
必要なことは揃っており、しっかり統計を勉強したいと思っている方には最高の入門書です。
まとめ
今回は、線形代数、微積分、解析学、集合論、統計学の教科書・参考書を紹介しました。
どれも大学数学の基礎になる科目なので、しっかり身につけておきましょう。
他にも紹介したい本はたくさんあるのですが、人によって履修したりしなかったりだと思いますので、いずれまとめて紹介できればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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